wr250rのメーターECU間の通信をうまいこと取得できるようになったので
表示部の作成に取り掛かる。
生のデータに補正値を掛けるのだけれどその補正値が正しいかは不明。
ポーランドのおっさんのコードの中にあった数値をそのまま使っているだけだ。
とりあえず、水温は純正メーターと同じ値を示しているが、回転数が
よくわからない。 これは実車に取り付けて確認するしかない。
作っているうちにEXUPを好き勝手に動かしたら楽しくね?と気がついたので
EXUPコントローラーもついでにくっつける。
色々な情報を総合するとwr250rのEXUPは加速騒音の対策のためだけにしか
働いていないらしい。動画を見てみると、急加速時に少し閉じるだけで
それ以外の時は常に全開固定のままだ。
このEXUPを回転数に比例して開くEXUP本来の動きにしてみようという計画だ。
メーカーも馬鹿じゃないのでこんなこと、とっくに検討しつくされているだろうけど
好奇心のためだけにEXUP制御にチャレンジしてみることにした。
EXUPの正体はDCモーターと位置取得のポテンションメーターだけだったので
コントローラーはモータードライバICとADコンバーターポートを一個増設する
だけで完成した。
これで回転数に応じてEXUPの開度を好きなように制御できるのだ。
ついでに、EXUPまわりをいじっていて気がついたけど、抵抗1本で
EXUPキャンセルするのはあまり正しくないので、分圧するかツエナーで
5Vくらいの電圧をかけてやったほうがいいような気がする。
DCサーボの教科書にあったみたいにPID制御とか使わなくても
あっけなく動作したのであとはきれいにケースに入れて車両に搭載するだけ。
組み立てる前の燃費計アップ。
電子コンパスに気圧計も組み込み、方位、高度、気圧、
水温、電圧、回転数、燃料残量を表示する凄いやつだ。
たぶん、運転中に見てると事故る。
実用性はあまり関係なくて、「でもやるんだよ!」という気持ちが大切。