きっと石油王が大勢いて石油が川のようにダバダバ流れているに違いない。
出発前に地図を暗記していったのでたいして迷わずにふもとにたどり着いた。もっとこう、テキサスぽい場所を想像していたがなんか違った。 頂上にはアンテナらしきものがある。草原になっていて気持ちよさそうだなと思ったがこれが大きな勘違いだったと思い知る。
ふもとには採石場らしきものがある。南側からはここを通らないと登れないのですばしっこく通り抜ける。
どうやらここでは頁岩を採取しているらしい。頁岩といえば石油なのでいよいよ石油王出現の可能性が高まってきた。気のせいか油っぽい匂いもする。
まっすぐ登る道もあったが急坂で転げて死にそうなので西のほうから回り込む道を辿る。
途中から林道に入る。林道がやがて獣道に変化するけれどここまで来て引き返せないので強引に進みます。 尾根に出たかと思ったら2メートルを超えるくらいの笹薮に突っ込んでしまった。あまりにひどい道だったので写真はありません。
そして、頂上。アンテナの真下に到着。これ、何のアンテナかいまいちわからなかったです。風力計がたくさんついていたので気象関係? まあ、とにかく凶暴な笹を抜けられてよかった。頂上で北側からの林道に繋がります。
頂上から南方向を望む。 特筆するところの何もない風景です。 で、石油はどこなんだ?この頂上に油井があったとも思えぬ。謎は深まるばかりだ。
豊富のどこかにまだ油田跡が残っていて、地面からジクジク重油がしみだしているかっこいい場所があるそうなんですが、どこを探しても断片的な情報ばかりでピンポイントの位置情報が出てきません。 まあ、公開するとバカがやってきて火をつけたりして大変な事になるからなんでしょうが、一体どこなんでしょうね。